Keychain Core
Enterprise 向けブロックチェーン Solution Accelerator

自社のデータについて、次の質問に答えられますか。
- データの著作者は誰か。(出所・著作権)
- データに修正履歴はあるか。(修正・改ざん)
- データに誰がアクセスしたか。(アクセス・ログ)
「Keychain Core」は、第3者に依存せず、企業が自己完結的にデータ管理・運営を実現するソリューションです。Keychainを利用することで、次の質問に答えられるようになります。
テクノロジー
Keychain Core は、ブロックチェーンベースの公開鍵暗号基盤および同基盤と通信するネイティブクライアントにより、ブロックチェーンの外に存在するデータのセキュリテイを担保する構成です。このテクノロジーによって、第3者エージェント(例:認証局、ネットワークプロバイダー、クラウドプロバイダー)に依存せずともデータの信頼性を担保できます。 Keychain Core は、クリティカルなデータを管理運営する業種、金融サービス、医療&ヘルスケア、政府、製造物流などに対して、データ プロヴェナンスを提供します。
ソフトウェア開発環境のご提供
Keychain Core ソフトウェア・デベロップメント・キット(SDK)は、開発者が今のシステムに Core を簡単に実装するために必要なツールやソフトウェアライブラリを提供します。このSDKは、ブロックチェーン言語などに依存しないように設計されています。開発者は、分散認証基盤であるブロックチェーンをプライベートまたはパブリックを利用するか選択することができます。
特徴的な機能
- エンドtoエンド データ暗号化
- デジタル署名
- デジタル署名の更新履歴
- 鍵を継続的に自動更新
- 自動的にデータを再暗号化
Keychain Coreを利用することで、以下のような機能がすぐに開発時にご利用いただけるようになります。いずれも既存技術で導入しようとすると高額なコストと開発期間がかかる機能です。
個人情報対応
個人が特定できる個人情報はブロックチェーン上に保存しません。データ認証等の履歴は、お客さまが指定する場所に保存します。さまざまなネットワーク間をデータ通信している間も、同レベルの個人情報対応とセキュリティが提供されています。
特徴
「自分のデータを自分で守る」データの暗号化。万が一情報漏洩が起きても自分以外の第3者には中身が見えません。グローバルにセキュリティリスクを下げます。
セキュリティ基準準拠
Keychain Coreやブロックチェーンで利用される暗号技術は、国際的なセキュリティ基準に準拠しています: ISO/IEC 18033, NIST (USA), CRYPTREC (Japan), BSI (Germany), ECRYPT-CSA (EU), ANSSI (France)。
数百万のユーザーにグローバルに拡張可能
- リアルタイム通信。既存システムに組込み可能。小リソースで稼働。
- Any data. Any device. Any network/cloud.
- メジャーなOS( Android, Windows, Linux, etc )とCPUに対応
ユースケース
- AIやIoTデバイス、ロボットの認証
- セキュアな金融メッセージ通信
- 自己主権型ヘルスケアデータ管理
- コネクティッドカー
- 分散型デジタル・アイデンティティ
- フード原産地証明
- 軍事レベルのセキュア通信
Keychain Coreを利用して、お客さまご自身で開発されているユースケースをご紹介します。